4日連続の夜勤バイトを終え、事務所に戻ると早朝シフトのおねえさんが手鏡を見つめまぶたを引っ張っておられます。
どうしたんですか?
何か入ってるみたいなのよ眼に。
もうそれ泣くしかないんじゃないんですか思いっきり。
そしたらテレビ見なきゃね。
テレビ見て泣けますか?
泣けます。(きっぱりと即答)
おねえさんに自信たっぷりにそう言われたのですが、わたくしにはその気持ちがぜんぜん理解できませんでした。
だって普段テレビ見ないし、テレビ見ても目に入ったゴミが流れるほど涙が出ることなんてないんですもの。
と思ってたんですが、
ありました泣きました最近このテレビで。
バースデイ。
いやその番組というか正確にはTBSの煽り番組の中なのですが、そのなかで流れたポンサクレック対内藤の、最終ラウンド開始直後の映像。
(ニコニコ動画 問題のシーンは1分44秒くらいからです/登録すれば無料で試聴できます)
ふたりで肩を抱き合ってからラスト3分間の殴り合いを始める両者。
なんなんですかこの神々しい光景は?
確かにルールでは最終ラウンドは両者グローブをタッチしてから開始するようになってますが、肩まで抱き合えとはうたってありません。
あと3分間でダウンを奪わなければ自分が6年間守り続けてきた世界タイトルが奪われてしまうというのに、1秒でも惜しいはずなのに。
それでも内藤大助選手の成長と実力に対して最大限の敬意を表してから最後の3分間に突入する王者ポンサクレック選手。
その瞬間わたくしの涙腺大開放。
もうね、眼のゴミ飛び出すねマジで。
と、いうわけで明日です明日。
相手の素晴らしいリスペクトを引き出すことにかけては天才的な王者、内藤大助の防衛戦。
挑戦者はあの亀田大毅選手。
なんかね、調印式はいい感じの三文コントになっちゃってますけど。
口ではいろいろ言っててもなんですかねこの調印式のあたたかい雰囲気は。
ちなみにわたくしの予想では8-2で内藤選手。
たぶんKO決着かと。
でも、亀田兄弟の世界戦に関しては、これまで一回目も二回目も予想外れてるんですよねあたし。
まあでもどんな結果になっても後味がいい試合になると思います。
それが内藤選手のすごいところだと思いますので。
なお、明日はいつものようにミクシイ日記の方でリアルタイム採点やりますので興味がある方はどうぞ。