食文化交錯。


ウドムさんの事務所に出勤。



朝ご飯の時間、マダム・トーンスック(ウドムさんのお母さん)が、白石これなんか知らないけど日本料理らしいから何とかしろ、と焼いてない鉄板焼きと、焼いてるステーキ、刺身などを持ってくる。


みんなビニール袋に入ってる。





とりあえず刺身をそれらしく盛る。





鉄板焼きも皿にのせてレンジでチンする。


でもみんなほとんど食わない。


刺身なんか一切れだけ口を付けただけであたしが全部食う。


このタイ飯保守主義どもめ。



で、しばらくして竹筒を持ったこの事務所の社長、ウドム・テーパーニットさんが出社。


裏においとくから食ってもいいよと言われ、カオラームをつまむ。





カオラーム、それは糯米をココナツミルクとともに竹筒に入れ炊いた甘いご飯。




さて午後のご飯。


出前を注文です。





バジル豚挽肉炒め目玉焼きのせを食べさせていただきました。


でもしかし、まだあるのです未調理の鉄板焼きが。


その調理法を知るのはわたくしだけなわけですこの事務所で。





で、焼く。


どう考えてもこのタイ国に於いては上質の柔らかい牛肉と牛タンを焼く。



だがしかし3人ほどの方が一切れ食べただけでした。


この母国料理至上主義者どもめ。


しかたなくほとんど自分で片づけます。


こんなにおいしいのに。




で、しばらくしてウドム・テーパーニットさんがおやつを食べ始める。


白石もどうだと言われわたくしもご相伴にあずかります。


ウドムさん好きなんです。


このおやつが。




(バッタと蚕のさなぎ盛り合わせ、揚げたて)


当然いただきます。


だって僕は母国料理至上主義者じゃありませんから。


そもそも日本料理は世界の文化を吸収して今の姿があると確信しており、その流れの中で仕事してるわけですから。


これを食うことによって広がる表現の世界というのもあるんですというかなきゃ困るんです。




揚げたてでおいしかったです。


ちなみに昆虫大好きウドムさんなのですが、東京で吉野家の納豆定食食わせたら食えなかったみたいです。


まったくみんな保守的すぎるよ。



あ、そうそう最後の告知です。


明日26日、降板はなく続投だそうです。


出し物少し変えてしっかりやります。


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