午前と午後で違う扱い。


朝から小学校。

算数、およその形と大きさ。

その後社会、明治時代について新聞を作る。

彼女に、先生はほんとに先生なんですか? と聞かれる。

なかなか鋭い質問だね。

まあいつものように正直に藝人ですと答える。

彼女は芸人だったらもっと有名です、と言う。

なかなか厳しい突っ込みだね。

しごくまっとうに、世の中には有名じゃない藝人のほうが多いんです、と答えておく。

彼女はさらに、ぼくからパソコンを取り上げたい、というような事を言う。

パソコンなくてもタイ語で教えられますか? と言う。

それにタイ語の発音もおかしいし、と言う。

そうですよ。

でも、それを隠してませんよぼくは。

というか、いやですよ、と言えなくて、やだですよ、だなんてキュートな日本語しか使えないあんたに言われたくないですよ。

というか彼女はどうやらぼくと雑談したいらしく血液型の話などふってくる。

このある意味わかりやすい性格はそれはもう間違いないと思い、あなた■型でしょう? と言ってみる。

とたんに表情を変え、どうしてわかったんですか? と聞く彼女。

的中です。こいつ■型です。

つうか■型以外にありえないでしょうあなた。


終わって給食。

厚焼き玉子と栗ご飯、かぼちゃの味噌汁、ごぼうサラダ。

かぼちゃの味噌汁が余ったのでたくさんいただきました。



派遣会社に行ってバイト料をもらいいったん帰宅。



夕方、バイトに出動。

この店では今月初めてのバイトです。

新しいタイムカードに名前を書きます。

新しいウエイトレスの女子バイトが入ってました。

日本に来て一年半だそうです。

自己紹介して少し会話を交わすと、どうしてそんなにタイ語話せるんですか? と驚かれます。

午前中の小学校で受けた仕打ちとはえらい違いです。

しばらくしてまかないをご馳走になります。

アジの唐揚、すまし汁、ナム・ブリック。

ナム・ブリックはご飯や野菜につけて食べる付け合せのふりかけとかペーストのことです。

今日のナム・ブリックはチットお母さん印の南部魚塩辛カレーとクワクリンのふりかけと、スおばあさん印の南部魚塩辛カレーペーストでした。

しかしこの手の食材にはお母さんとかおばあさんの名前つけちゃうよねタイのメーカーは。