いやあ熱い方でしたウティットさん。
生い立ちから小説書き始めるようになったいきさつ、そして書きあがった作品の内容まで語りまくりです。
なんか今風のルックスの若手小説家って感じなのですが、語る生い立ちそのものが私小説的で、生い立ち自体もなんだかマルチカルチュアル的です。
お父さんが中国人でお母さんがラオス系でタイの地方都市出身だなんてなんかもう中上健次的な暑苦しさです。
ええわたくしが大好物とする暑苦しさなわけです。
それなのに去年東南アジア文学賞を受賞した作品はほのかにポストモダンなのだそうです手法的に。
ますますもってわたくしの大好物っぽいんですが、いかんせんこの作品の邦訳はありません。
今後日本語化される予定もありません。
だからなのか会場には無料の講演会なのに宇戸さん翻訳のウティットさんの短篇集(3篇収録)を全員に無料配布されてますです。
完全に商業主義を廃してます。ほのかに前衛的な香りがしますこのイベント。
ええ、こんな微妙な前衛さもまたわたくしの大好物だったりもするのです。
そうそう初めて生で見ることが宇戸清治さんが想像以上に想像通りのかっこいい方で萌えまくりましたです。
つうか同時通訳の田中美代子さんにも萌え萌えです。
なんかすごいですね同時通訳って。
タイ語と日本語って文法的に前後逆になることが多いのにリアルタイムでちゃんとできるんだもんなあ。
なんかマジで一流アスリートを見たような気分だね。
ちなみに他の皆様によるイベントレポートは以下です↓。
pas_encore 〜パザンコール〜
http://pasencore.exblog.jp/13976389/
おちゃのこタイタイ
http://ameblo.jp/samrit/entry-10485598497.html
タイ映画 & アジアな毎日 Thai Movie & Asia Entertainment Diary
http://blog.goo.ne.jp/siratamako2005/e/82d423bdd61ba2f3b3ca256d961f53e5
ココナツ・カフェ Coconut Cafe
http://hamigakifonkun.cocolog-nifty.com/maphraau/2010/03/post-048e.html
大阪会場
旅行く虚仮 〜Stolichnaya-agogo改〜
http://stolichnayaagogo.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-3af6.html#more
函館会場
タイの若手作家・ウティットさん講演
http://www.ehako.com/news/news2009a/962_index_msg.shtml