WBC世界フライ級タイトルマッチ王者内藤大助対挑戦者ポンサクレック・ウォンジョンカム。


のぼるちゃんです。


向正面2階席にいます。


この2階席からわたくしのぼるちゃんが世紀の一戦をみなさまにお届けしようと思います。


双眼鏡?


望遠レンズ?


なにそれ?



あくまで現場2階席の臨場感をみなさまに味わっていただくのです。


それでは、



挑戦者ポンサクレック・ウォンジョンカム選手の入場です。




そして日本国君が代独唱はGacktさんっ。



すぐに試合開始です。



これは難しい試合です。

ポンサクレック選手は内藤選手の頭を下げたオーバーハンドの左右フックを見事に見切ってます。

内藤選手はポンサクレック選手の追撃を避けるべくはやいフットワークで素早く左右に回り距離を取ります。

両者とも決定打を許しません。

というか両者ともフェイントのレベルがすごいです。

高度な化かしあいです。

裏の裏の裏くらいまで読みながら試合をすすめてゆきます。


で、最終ラウンド終了。


2階席からの俺様採点は、




114-114のドロー。


いやこの試合難しいですよ。


で、公式採点が出ました。


114-115


115-113


114-114


三者三様のドロー。



いやでもすごいね内藤選手。

今回のむちゃ動きがいいポンサクレック選手と文句なしのドローだよ。

つうか文句なしのドローって言い方もおかしいけどさ。

このふたり今回で完全に力が並んだね。




いやあ見に来てよかった。

世界レベルの高度な心理戦を見せてもらったですよ。

それに会場も埋まってなかったしね。

こういうときにナマで見てるとおトク感倍増だね。




というわけで惜しくも王座奪回に失敗したポンサクレック選手。

今後の予定は、とりあえず。






来月下旬から再来月上旬にかけて、バンコクでのぼるちゃんを迎え撃つことに決定いたしました。

まだ期日などははっきりしてませんが、マネージャー様トレーナー様本人様、陣営総出であたしの取材を受けてくれるそうです。

来るならいつでも来やがれ、とそういった感じでありました。


なんか余裕しゃくしゃくで悔しいです。



でも知らないよ。


のぼるちゃんの取材は内藤選手くらいしつこいよ。


懐に飛び込んで休まず打ち続けて、あんたの素敵なところを日本のみなさまに余すことなく伝えさしてもらうから覚悟しとけ。


あ、そういえばなんで最終ラウンド開始直後に肩を抱くのか聞くの忘れた。


ま、いいか。


バンコクで聞けばいいから。


つうか向こう行ったら仕事ばっかりだよ。

マジ忙しいんじゃないの?

おそらくはすごいことになってるであろうあの部屋掃除するヒマあるかなあ。