ラオスに向かうと軍人に囲まれ頭突きをかます。


 申請書類の印刷とかしてたら夕方三時頃にバスターミナルへ着きました。


 東北部行きの窓口に行き、ノーンカーイ行きの時間を尋ねると、夕方六時過ぎじゃないとない、などとおっしゃいます。


 イヤそんなのイヤ。


 2時間以上も待ってらんないし、朝一番に国境超えてヴィエンチャンのタイ国領事館に乗り込みたいの。


 というわけで4時ちょい前発のバスに乗ります。


 最後部の座席に乗せられます。


 ああそうかぼくギター持ってて荷物多いからだ。


 つうかギターなんてどうしてもってきたんだろ?


 よくよく考えてみればバックパックの中にはネットブックまで入ってるぞ。


 しまったついいつものクセで。



 で、バスが発車したとたんうつろうつろする私。


 昨日は徹夜だからムリもありません。


 でも最後部わたくしのまわりは軍隊さんなのです。


 軍人の中にわたくしひとりなわけです。


 当然最後部座席のシートは倒れませんから眠りながらわたくしの身体は左右によろめきます。


 ああやばいいまあたし隣席の軍人さんに軽く頭突きしてるうううう、


などと思いながらも半分眠ってるからどうも止めようがないのです。