焚火で暖を取るという驚愕の事態。


 バスはなんかあちこちのターミナルで休憩をとりまくりウドンタニに到着したのはなんと午前零時すぎ。


 もう完全に時間とか読み間違えてます。


 バス停のタクシーさんたちに聞くとこのターミナルからノーンカーイ行きのバスは朝にならないと出ない、などとおっしゃいます。


 もう完全に路線まで読み間違えてます。


 ぼくこの時間にはノーンカーイのネット屋かなんかでまったりしながら朝国境一番乗りを目指してるはずだったのになあ。


 つうか寒いぞ東北部。


 なめきってたぼくはTシャツ二枚しか着替えを持ってきてません。なめまくりです。


 しかたがないのでバイクタクシーさんにのっけてもらってバスが停まる幹線道路までつれてってもらいますが後部座席が寒い寒い。


 ようやくバスが発着するらしい市場前に着きました。


 午前二時過ぎです。


 いるのはバス待ちの三人だけ。


 バス来るのは2時半くらいだということです。


 ちなみに市場のまわりにコンビニとか遅くまであいてる雑貨屋とかそのような気のきいたものはまったくありません。


 つうかただの国道脇なんですよね。マジで。


 ほんとうにバスがここに来るのかとちょっと不安になります。


 だってここ、全国まわったわたくしがちょっと不安になるくらいのただの幹線道路なのです。


 当然のように時間になってもバスは来ません。


 つうかここにいると洒落にならないほど蚊に刺されます。


 午前三時過ぎにはみんなで焚き火など始めました。


 午前四時少し前に市場の果物屋さんが開きましたので、カップ麺などすすります。




 なんかもう俺たちこんな時間に何やってるんだ感にみちみちた時間が流れております。