差し入れが届きました。
本当にありがとうございました。
その品とは、
CD付きの本。
レック・カラバオ(เล็ก คาราบาว)さんことプリーチャー・チャナパイ(ปรีชา ชนะภัย)さんの自伝です。
レックさんはカラバオ(คาราบาว)の創設時からの中心メンバーでボーカルとギター、二胡を担当されています。
カラバオはボーカルが三人いますがレックさんの立ち位置は向かって左です。
レスポールというギターを使ってらっしゃるようです。
タイ国ギター少年のカリスマ的存在です。
日本で公開された映画の俳優としても有名です。
でも、長崎県人の私としては、15年以上前に長崎への原爆投下をテーマにした曲を含んだ『1945ナガサキ』というソロアルバムを出した人として、いつまで経っても目が離せないアーティストです。
何十年も前にひとの国で起こった不幸をテーマに作品を作ると言うことはそうそう出来ることではありません。
あんまりこの事実に関して言及した日本人がいないので、この際ここで紹介しておきます。
で、このレックさんのキャラクターが見逃せないのです。
むちゃくちゃマイペースです。
ライブを見に行くとはじまってもまだ会場入りしていないのが普通です。
ひどく遅れた時はその日のセットリストが変わります。
むちゃくちゃです。
PVではひとりだけカラバオサイン(親指と小指を立てるやつ)を出してなかったり、ひとりだけ口パクしてなかったりします。
一度なんか酔っぱらってギターを放り出し、いきなり後ろでドラムたたき出したことがありました。
素敵なレックさんのキャラクターについてせっかくなのでこの際ここで紹介しておきます。
興味がわいた方は出演映画『フェーンチャン ぼくの恋人』をごらんになることをおすすめします。
この映画の脚本書いた人がレックさんのマイペースぶりをしっかり役柄にも反映させているとしか思えません。
まちがいなく役作り不要。あのまんま。
そして差し入れにはさらに二枚組CDが同梱してありました。
タイ国内一流アーティストがカラバオの楽曲をトリビュートしたアルバム『モンプレーンカラバオ』。
スナリー・ラーチャシマー、ビリー・オーガン、プー・ブラックヘッド、ンガー・カラワン、ギフト・モノトーン、ティック・シロー、ポッド・モダンドッグ、ポンシット・カンピーなど他にもいっぱい新旧取り混ぜてむちゃくちゃ豪華なメンバーのトリビュートアルバムです。
感謝の念を忘れないように心して聴かせていただきます。
ちなみにどのくらいのローテーションで聴いてるかはここ(MIXI/Last.fm)で公開してたりします。
本当にありがとうございました。
ついでに今日の縄跳びですが330回×6セットでした。