スラム訪問。

 カレーをごちそうになった後、クロンタンのスラムにつれてってもらいます。


 スラムと言ってもこっちのスラムじゃないです。


 しかしなんだろうこのスラムという言葉を使う際に自分の中に生じる違和感は?


 つうかスラムの線引きができないんたよなあ、自分の中で。


 まだゲットーって言葉を使うほうがしっくり来る。


 なんかまあこの国って看板とか廃材とかそんなんで作ったような家があるんですよ。それが密集してる地域が運河そばとか橋の下とかあちこちにあるんですよ。


 多分そのあたりのことを日本人目線でスラムって呼ぶんでしょうけど。


 自分がその言葉を使うとなるとなんかしっくり来ないんです。


 とまあ個人的な言語表現上の問題はさておいて行ってまいりました。


 訪問したおうちは入り口から奥の部屋まで腰をかがめて歩かないと進めません。


 これはどういうことかといいますと、廃材で無計画に雨露しのぐためのおうちを作った結果、天井の高さが見事に不揃いなわけです。


 で、家なのに洞窟みたいになってるのです。




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 そんな初対面の方のおうちで悠々とお酒を呑むわたくしたち。


 というかけっこう飲みまくりです。


 持参したいいちこのボトルが半分開くくらいまで飲みまくりです。


 このおうちのひとの家族構成や生活に着いていろいろ説明していただきましたが、格差社会ってこんな感じのことをいうんだろうなあとか思ったりしました。