竹原ピストルさんのイベントです。
遠藤ミチロウさんがゲストです。
前回見に行ったのは遠藤ミチロウさんのバンドが竹原ピストルさんのバンドをゲストに呼んだライブなのですが、今回は逆でピストルさん主催なのです。
しかも一対一です。
二人ともギター一本で弾き語りです。
ですのでお店もそんなに広くありません。
立ち見で六十人くらいはいるといっぱいです。
今日のピストルさんは座って弾き語ります。
相変わらずいい声です。
相変わらずステキな歌です。
相変わらずヒットマッスルでギターを弾いておられます。
でも座ったときの竹原さんは僧帽筋ではなく三角筋でギターを弾いておられるようです。
根拠はないけどわたくし、そう確信しております。
途中で詩の朗読もやってくださいました。
今日のイベントやこのイベントのポッドキャストを聞くと、竹原さんのステキな詩がステキな歌になるまでの過程というものがなんとなくわかって興味深かったです。
おまけにこの日、竹原さんの三角筋の力に耐え切れなかった弦が切れました。
一曲の間に二本も切れました。
二本も切れちゃうとギターのパワーが33パーセント以上(単純計算)減ります。
そのときにピストルさんの歌とギターの音のバランスというか、弾き語りとポエトリーの効果の違いがわかったような気がしてとても勉強になりましたです。
ピストルさんは詩集も出しておられるようです。
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このひとの表現は余計なものがなくていいですね。
また観に行きたいです。
で、遠藤ミチロウさん。
いつものように立って弾き語りです。
というかミチロウさんはある意味存在自体が四半世紀の長きにわたり起ちっぱなしの方です。
いきなり代表曲『お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました。』を蹴りこんでくださいます。
なんかこの歌だけでご飯四杯おかわりできるよね。
今、日本で「お元気ですかー」ってシャウトさせたらアントニオ猪木か遠藤ミチロウかってくらいのインパクトですよ。
ちなみに同タイトルの歌詞集も出てます(CD付き)。
遠藤ミチロウ全歌詞集 完全版―1980-2006 お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました。 | |
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ミチロウさんの歌を聴きながら朗読と弾き語り、そして音楽の違いとそれぞれの効果などを考えたりいたしておりましたわたくしは。
いろいろ考えておりました。
何曲もミチロウさんの歌に染み入りながら考えておりました。
何考えたかここでは書きませんがすごく勉強になりました。
と、いうわけでアンコール。
小さなステージに二人が並びます。
ミチロウさんとピストルさんのデュオです。
なんてゴージャスなコラボレーション。
おうたはミチロウさんの『Just Like a Boy』。
このおうたです。
今日はステージもハコも小さかったけどおなかいっぱいになれましたです。
近くて音もよく聞こえたし。