5日目・サトゥン県、クラビ県。

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 おともだちのおうちで朝ごはんをごちそうになり、バスターミナルまで送ってもらいました。




 今日は昔の担当編集者さんに会いに行くことになってます。



 彼女は僕にタイ語のコラムを書かせたり、僕を雑誌の表紙にしたりどう考えてもどうかしてる編集者だったのですが、現在結婚してサトゥン県にいるということを昨日知り、急遽連絡をとって会うことになったというわけなのです。




(いつのまにかドキュメンタリー映画にも出演されていたようです)


 久しぶりにお会いした彼女はイスラム教に改宗してました。


 お会いしてすぐに歌います。




 彼女のご主人も歌います。




 僕より全然ギターが上手いです。


 食事をごちそうになって再び北上することになりました。


 なんかいつの間にかお子さんまでいらっしゃってすごく人間的に取り残された気分になります。


 ぼくが日本にいた四年の間、世界ではいろんな人にいろんなことが起こってるんですね。


 いやあたりまえのことなんですが。



「業火の海 タルタオ島の海賊」 
ポール・アディレックス著/野中耕一訳 燦々社
http://www.mekong.ne.jp/books/localwriter/010901.htm

Pongpol Adireksarn (Wikipedia:en)
http://en.wikipedia.org/wiki/Pongpol_Adireksarn


 さてトランに戻り、クラビ県を目指して再びバスに乗りました。


 クラビ県に着くともうあたりは暗いです。


 とりあえずバスターミナルに行ってみますと、バスは全てなくなってます。


 しかたなく許可をいただき雑貨屋の前で歌います。




 ちなみに雑貨屋の隣にあるカラオケ屋さんのご主人が携帯で撮影した映像のほうが全然きれいです。





 歌い終えるとカラオケ屋さんのご主人から質問攻めに遭います。


 いろいろと事情をお話しするとラーメンを食べにつれてってくれました。




 そしてわたくしはカラオケ屋さんのご主人にご紹介いただいたバイク修理屋さんの店先で野宿させていただくことになったわけです。



 で、今日歌ったのは、


 サトゥン県、

 クラビ県、


の2県。



 現在10県(10/77)です。


 使ったお金は298バーツ。


 はじめて野宿することになりましたが、移動した分お金もかかっているのでなかなか順調というわけにはいかないようです。



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