10日の文学フリマからタイフェス挟んで昨日の大盛堂書店まで続いた販促イベントとか即売とか委託とかがようやく昨日で終わって一段落です。
で、あさごはん。
昨日大盛堂でいづみねえさんに差し入れしていただいた福砂屋のカステラを薄切りにし、ホテルドルフィンからお持ち帰りしてきた日本茶でいただきます。
お昼ごはんも福砂屋です。
やっぱり福砂屋ですよ工場が実家の近くだったし。
ちなみに福砂屋のサイトでカステラ製造工程のムービーが見れます。
つうかなんだこの動画。
バリ島の民族音楽ですか?
リズミカルなこの動画のノリのままあらためて主張させていただきます。
カステラは福砂屋です。
で、自転車漕いで派遣会社に行きましたです。
そしてついに。
ついにこの仕事をゲットしましたっ。
週末、のぼるちゃんはケダモノの皮をかぶることになりました。
そして神保町へ。
まずは棚確認。
うちのふたり娘は前回の隅っこから少し真ん中寄りに進出したようです。
ありがたいことです。
で、エレベーターに乗ってイベントを見に行きます。
日本文藝家協会「文学イベント〈第2回〉」「文学2009」刊行記念《小説の力、本の楽しみ》奥泉光氏/黒井千次氏/沼野充義氏 講演会
という長いタイトルがついております。
パネリストはこの三人。
左から、
奥泉光さん。
その言葉を (集英社文庫) | |
奥泉 光 おすすめ平均 この2篇を Amazonで詳しく見る by G-Tools |
(年上の女性とのほどよくぐずくずな関係が続いたりするところが萌えな作品を含む短編集です)
黒井千次さん。
働くということ (講談社現代新書 (648)) | |
黒井 千次 おすすめ平均 作家による卓越した労働論 働くということに対する考えが深まります 全ての会社員におすすめ Amazonで詳しく見る by G-Tools |
(みなさまよりもはるかにプアなわたくしが言うのもなんですが、ワーキングプアの人たちは『蟹工船』読む暇があったらこの本を読むべきだと思います)
沼野充義さん。
微笑を誘う愛の物語 | |
Milan Kundera 千野 栄一 西永 良成 おすすめ平均 年老いた翻訳家は年若い翻訳家に場所を譲ること ほのかで鋭い小説 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
イベントはとても楽しかったです皆様しゃべりが達者なので昨日大盛堂書店で緊張してダメダメだったわたくしはまだまだ修行が足りません。
つうか黒井さんしゃべりが若いぞ。
今年78歳だとはとても思えん。
黒井さんがあまりにも若いためか、隣の奥泉さんが黒井さんをいじり始めます。
親子ほども歳が離れているというのに黒井さんもいい感じにいじられてます。
奥泉さんグッジョブです。
つうか最近ミュージシャンとしての活動もされてるらしい奥泉さんにわたくしは更なる興味がわいてきました。
というわけでなんかいろんな関係者様のお力を借りてイベント終了後黒井千次さんにご挨拶。
お会いするのは実に14年ぶりです。
せっかくなのでこの本を黒井さんに贈呈いたしました。
このある種の派手さ抜群の小冊子を黒井さんが手にしているのを見るのは個人的になかなか萌えです。
というわけで渡すものも渡したしご挨拶を済ませてから東京堂書店を出てアジア文庫さんにご挨拶した後、おうちに帰ります。
帰宅途中の新宿ブックファーストでウィスット・ポンニミットさんがトークショーをやっていたので寄ってみます。
イベントはちょうど終わっちゃってました。
しかたなく関係者の皆様にご挨拶などします。
ウィスットさんにもはじめてご挨拶などします。
ヒーシーイット―アクア | |
ウィスット・ポンニミット Amazonで詳しく見る by G-Tools |
それからうちに帰りました。
帰ってカステラを蹴りこみました。
夜ふと今日は福砂屋のカステラしか食ってないことに気づき、あわてて料理。
偽ごはん(小麦粉)の高菜チャーハンです。
食った後塩味が濃すぎてなんか大変ながらも全部食ってやっぱり今日一日はカステラだけでもよかったかなあと反省などいたしました。
ざらめの砂糖がたまんないよね。
というわけでもう40年も自分の中でゆるいだことがない結論なのですが、カステラはやっぱり福砂屋です。