10日目・ラッブリー県、ペッブリー県、サムットソンクラーム県、サムットサコーン県。


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 列車がラッブリー駅についたのは深夜も深夜午前二時過ぎです。


 次の列車が出るまで時間がありすぎるので暗闇の中街をうろつきます。


 うろついてると雑貨屋でギターを立てかけて飲んでいる若者がいました。


 声をかけられあっさりつかまります。


 捕まってすぐせっかくだからここで歌おうと準備したらあっさり顔バレします。


 つうか七年前もに出演した舞台映像をいちいち覚えてたりしないでください。





 いきなり突っ込まれるとビックリするので早めに忘れてあげてください。


 もう午前四時になろうというのに雑貨屋前で歌うことになりました。





 そして当然のようにわたくしのヘタさ加減に呆れたバンド青年からギターを奪われてしまいます。




 というかいいかげん朝五時なのです。


 どう考えても屋外で弾き語りするような時間じゃないわけです。


 というわけで一同解散。




 解散してひとりになり列車を待ってるうちに明るくなり、明るくなったらリア充中学生共に遊んでいただき、遊んで頂いてるうちに目的地に着きました。


 ここから徒歩でペッブリー県に向かう予定なのです。


 でも簡単に徒歩とか言いますけど外国の初めて来た土地の県境なわけです。


 そんなに簡単に行くはずがない。





 つうか熱中症の恐怖がハンパねぇし。





 水分とかのレベルじゃなくて塩分補給しなきゃヤバイくらいだし。



 で、すごく消耗しながら県境超えたとこの食堂で地味に歌います。







 そして逆車線側からバスを待ちますが全然来ません。





 しかたなくいつもの裏技でクリアしました。


 さて、着いたサムットサーコンの駅前は有名なメークロン市場でした。


 せっかくなので市場のどまんなかで歌わせていただきます。




 歌ったらすかさずバスターミナルに移動し、ワゴン車に乗り込みます。


 ワゴン車内ではおねえさまにいじられまくります。





 車を降りたらすかさずマハーチャイの駅に行って歌います。





 駅警備のお兄さんにお前のギターはなっちゃいねえとギター取り上げられます。


 本日二度目です。取り上げられるの。




 そして列車に乗ってバスを乗り継ぎバンコクに戻ります。




 10日ぶりにお部屋に戻ってきました。



 このまま朝まで起きてまた再出発する予定です。



 というわけで今日は、

 ラッブリー県、

 ペッブリー県、

 サムットソンクラーム県、

 サムットサコーン県


 の4県。


 全部で18県(18/77)になりました。



 今日使ったお金は282バーツ。


 現在までの総額は4,087バーツ。


 ひと県あたりの平均は227バーツでした。


 毎日このペースでまわれればお金は何とかなりそうです。


 たぶんムリだろうけど。



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