26日目・ナコーンラーチャシーマー県、チャイヤプーム県、ロッブリー県。

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 まるで甲子園で高校野球を取材しているみたいです。


 いや、コーンケーンから深夜の普通三等列車に乗ったわけですけどね。


 席ないんですよ当然、無料列車だから。


 で、到着するまで立ってるんですけど、わたくしの足元にいらっしゃる皆様はみんな床に座って膝を抱えておられるわけです。


 みんな甲子園で負けて最後の夏が終わり力尽きて泣いている高校球児みたいに見えるわけです。


 そんな車内の状況をどうぞご覧ください↓。





 午前一時過ぎにブアヤーイ駅に着きました。


 ナコンラチャシマ県です。


 列車が午前四時過ぎに来るので寝るわけにいきません。


 寝ぼけたたまま数人しか列車を待っていない暗闇でナコンラチャシマ県ライブです。


 午前三時になにやってんだか↓。




 朝になって東北線の北回りルートに乗ります。


 座れたので快適に爆睡です。


 車内販売のごはんも食いまくりです。


 で、目を覚ますとなんか肌寒いぞ。


 駅にいる人もみんな長袖着てるぞ。





 予定通りチャイヤプーム県の県境近くで降りて歌います。


 観客は鶏と犬と猫↓。





 寒いしなんにもないしどうしようと思いつつ、鼻毛がすごく伸びたお兄さんに教えられるがままバス停まで行きます。


 で、おとなしくバスを待つこと一時間以上。


 なんとか県境を超えてロップリー県に行くバスに乗れました。


 ラムナーライという街で降りてネット屋にて時間を潰します。


 しかしこの町を通る鉄道路線は一日二本、残すところ一本なのですがまだ時間がありまくりなのです





 とりあえずソンテウで駅まで移動することにして行ってみるとそこにあったのはバス停に毛が生えた程度の無人駅。


 駅の近くにオシャレなカフェがありましたのでそこに押しかけて歌わせていただきました。


 カフェの子供に地図の色を塗っていただいたのですが、こいつらには地理のテストとかやっても余裕で勝てるなとか本気で思いました↓。





 本日最終便に乗り込むと、なんかどんどんアレルギー性の鼻炎がひどくなり、ヘタな海より全然広いダムの映像もそんなに取ることが出来ず悲惨な状況↓でゲンコーイ駅までたどり着きます。





 サラブリ県についたわけですからバンコクにかなり近づいたのですが、ここからまた東の方に移動しなければなりません。


 ええ東北部はあと、ブリラム県とスリン県を残しているわけです。


 あと二県歌わなきゃなのです。


 暗くなった駅でチケットを購入するがタイ人料金すなわち無料になりましたありがたい事です。


 でも車内の検札で有料だって言われたんですけどね。





 でもええええ90バーツですかそれは心痛いですうううう、と正直に発言すると再び料金はタダになりました。


 ナムチャイだそうです。


 あ、なんか目頭が熱くなってきました。


 みなさまほんとうにありがとう。




 というわけで今日歌ったのは、



 ナコーンラーチャシーマー県

 チャイヤプーム県

 ロッブリー県




 の六県。




 明日はスリン県まで行って折り返し、バンコクに戻れたらいいなと。



 現在63県クリアで残りは14県となりました。




 今日使ったお金・327バーツ。



 現在までの総額・11,248バーツ。



 ひと県あたりの平均額・179バーツ。




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