最終日・バンコク都。

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 おかゆ食ってたら日付が変わります。


 しばらくして地元のお兄さんが現れ、わたくしの真向かいに座られました。


 ビールをごちそうして下さり、わたくしからギターを取り上げて英語の歌を歌い始めます。


 ギターを渡したり戻したりしながらわたくしたちは交互に歌います。


 お兄さんによると"Sing a song changing"だそうです。



 ここはどうやらドライブインのような感じみたいです。


 週末夜どこに遊びに行くでもなく地元の人がここにおかゆを食べに来るという状況のようです。


 新しいお客様が来るたびに真向かいのお兄さんがわたくしのことをお客様に説明して下さり、そのたびにわたくしは『スパンブリの若者』を歌わねばならなくなります。


 というわけで真向かいのお兄さんがしだいに酔っ払ってゆく様子を動画でお楽しみください↓。





 運良く三時過ぎまでお店にいることが出来たので、お店の方にお別れを言い、暗闇の中ひとりで駅に行きます。


 駅がどう考えてもこれバス停だろって感じの無人駅です。


 おとなしく待ってると遥か遠くから列車の明かりが見え始めました。


 というわけで無人駅の様子を主に音声↓でお楽しみください。





 乗客はわたくしとおねえさまのたったふたり。


 しかし乗車した途端に車掌さんから衝撃の事実が告げられます。


 詳細は動画でどうぞ↓。





 そして何故か到着したのはスパンブリのバスターミナル。


 つうか寝ぼけてて良く現実がわかってないのでご飯を食べます。


 寝ぼけながら食した二人前のごはん動画を御覧ください↓。





 さて、ここから事故が起こります。


 ワゴン車に乗ったもののまたSDカードが読めなくなりました。


 しかたなくバンコクに着いてパンチッププラザに新しいSDカードを買いに行きます。


 そしてカオサン通りに行き、ラストライブの場所を物色。


 20年来のおともだちに露店の脇で歌うことを拒否される動画をご覧ください↓。





 で、久しぶりに会ったおともだち女子に、あんた最近本書いてないの? と言われます。


 ここで歌ってから書くと答えます。


 さらにカッコ悪いわよ髭剃りなさいよ、とさんざん言われます。


 店の前で歌っていいなら剃る、というと歌っていいと許可が出ました。


 というわけで最後の路上ライブ場所決定です↓。





 ちなみに最後に歌った曲も撮影していただきました。





 というわけでナラティワート県を一県残してますがツアー終了です。



 今日使ったお金・504.5バーツ。


 全国路上ライブツアー総予算・14015.5バーツ。


 ひと県あたりの平均額・184バーツ。



 トータル32日間という意外と短い期間でしたが皆様応援ありがとうございました。



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