ポプラ社の小説コンクールについて。


 ミクシイで日記書いたら反応が多くてびっくりしたのでブログにも転載します。



 読み直してて文章の細かいとこを直したくなりましたが、皆様が反応された文章そのままに転載することにいたします。



「やっぱ言っときます」



 なんか釈然としないので発言することにする。


 出来レースとか言ってる人いるじゃん。


 もう何日も経つのにしつこく言ってるひとたち。


 あのさ、仮に主催者がこぞって彼に受賞させたとしますよね。


 でも、それの何がいけないの?


 ぜんぜんオッケーだと思うんですけど。


 あのね、表現の世界にきっちりした優劣基準ってないんですよ。


 存在しえないんですよ。


 それだから表現であり芸術なわけです。


 今回みたいな小説を含む言語芸術は当然として、音楽や他のアートだってそうです。


 だからレースと一緒にしちゃいけないんです。


 それに、コンクールってのは優劣を決めるためにあるんじゃないんですよ。


 主催者がこの作品とかこの人にあげたいっていう基準であげるわけです。


 主催者が民間企業ならなおさらです。


 この人にあげれば会社が儲かるからあげたい、っていうのも立派な選考基準なんですよ。


 普通にあたり前のことなんです。


 読者的立場の人なのか実際に小説書いてるひとなのかよくわかんないけど、判断停止して出来レース出来レース言い過ぎ。


 そんなこといちいち発言するくらいなら、なんにも賞はとってないけど面白い本をそれぞれがどんどん紹介していけばいいんです。


 そしたら自分たちが忌み嫌う状況は変わっていきますよ。


 読者個人個人がそれぞれにそれぞれの賞を決めればいいんです。


 表現作品と同じように賞にだって優劣はないのです。





 以上、何十回も小説や短篇をコンクールに応募して落ちたり賞金もらったり受賞したことがある人間の発言でした。


 つうか、応募する際は主催者に全部おまかせするのがあたりまえだと思うんですけどね。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1617486603&owner_id=10281

水嶋ヒロ齋藤智裕ポプラ社小説大賞