ついに完成なのです。
タイ国映画界初の日本人単独主演映画が。
なんで主役が日本人かというと主人公が山田長政なんです。
そりゃもう日本人がやらなきゃでしょ。
でもタイ映画界ではいままでやらなかったことも度々あったわけですけどね。
つうかこれがなかなか興味深いストーリーで個人的にツボでありました。
でもストーリーのツボさ加減ははあくまで個人的問題なのでさておきます。
まず第一にご紹介しなければならないこの映画の見所はアクションです。
昔のタイが舞台なので古式ムエタイアクションなのです。
さらに日本刀振り回してのチャンバラもアリです。
なんといっても山田長政ですから。
というわけでざっくりと一言で説明しますとこの映画において、古式ムエタイチャンバラアクションという今までになかったジャンルが見事に成立してしまってます。
いや成立というよりむしろ融合。
かなり乱暴なざっくり具合の説明ではありますが、ある意味三船敏郎さんがハリウッドで録った『レッド・サン』のチャンバラ西部劇よりも衝撃的な融合です。
そして映画の中で山田長政はムエタイの修行をいたしますので、これはもう状況的に『ラストサムライ』。
異国の格闘芸術をひとり本場で学ぶわけですよ。
そうかようやくタイ映画界もお侍さんネタでハリウッドと張り合おうと腰を上げたわけですね、というのはわたくしの勝手な妄想ですが。
ちなみに古式ムエタイ戦士を演じるのは超一流現役バリバリのチャンピオンたち。
来日して数々の日本王者や世界の強豪を倒しまくったスーパースター勢ぞろいです。
ヨードセングライさん。
センチャイさん。
アヌワットさん。
そして準主役の戦闘師範役にブアカーオさん。
という豪華なキャスティングなのです。
もし仮に江戸時代の初代横綱明石志賀之助が出てくる映画が作られたとして、主役を白鵬さん、脇役を魁皇さん、琴欧洲さん、日馬富士さん、把瑠都さんの大関陣が固めてしまうといったくらいマニア向けに豪華です。
たとえ自体がさらにマニアックでわけわかんなくなっちゃってますけど。
12月2日(木)よりタイ全国の SFcinema, Major系で公開です。
あ、そうそう。
いすずのD-MAXって自動車があるんですよタイには。
で、ぼくねD-MAXのDってなんだろうってずっと思ってたんですよ。
今日謎がとけたんです。
記者会見でお弁当と一緒に配られたデザート見て一目瞭然。
どらやきのDらしいです。
ごめんなさい多分ウソです。
他の皆様のレポート
INGRAM-GYM MUAYTHAI 泰拳倶楽部Blog
http://blog.livedoor.jp/ingramgym/archives/51971602.html
Sukhumvit TV
http://www.youtube.com/watch?v=Ug0haM5sl90
静岡日タイ協会 〜活動ブログ〜
http://shizuokathai.eshizuoka.jp/e670157.html
シラチャ日記
http://blog.goo.ne.jp/t-defector/e/a1424489cfdc0ce8c81d25b6cba649be