無事帰国したひとたち。


 なんか日本の普通の報道会社までもが明らかにデマとかガセとか分かる記事を書いて日本の政府の足を引っ張ろうとしているようです。


 そんな報道が複数見受けられるんです。


 どうしちゃったんでしょうまったく。


 とりあえず午前六時過ぎに寝て正午過ぎに起きた。


 で、お買い物。


 豚肉買ってきて豚肉玉ねぎクミン生姜焼きかけご飯。


 そして夕方外出。


 ホテルのロビーで社長と待ち合わせ。


 タクシーで知人宅に行き、知人の車に3人で乗り込みます。


 車はどんどん東へ。


 つうか久しぶりにというか三人揃ったのは二度目なのですが、僕はひとり後部座席でうたた寝します。


 目を覚ますと車は見覚えのある建物の前を通ってます。


 チャチュンサオ駅前です。


 ああ懐かしいここは僕が全国ツアーの時、駅のど真ん前で歌ってると蚊がいっぱい寄ってきてきんたまの裏を10箇所以上刺された思い出の場所です。



 そのチャチュンサオ駅から半径3キロ以内、田んぼのど真ん中にある大きめの民家で車は停まりました。


 知ってるおねえさんが何人かいらっしゃいます。


 今日は出家祝いの得度式なのです。


 新宿でお世話になったタイ料理店のオーナーの息子さんが出家されるのです。


 ですので皆さん日本からいらっしゃってるわけです。


 というよりみなさん地震以降あわてて一時帰国されたみたいです。


 ああそうかそうだろうなあ。


 得度式も無事終了し、食事とお酒をごちそうになりながら皆様とお話しします。


 みなさん自分のホームに戻られて安心しきった表情です。


 まあ、東京があんな状態なんだから当然といえば当然ですが。


 なんか東京から逃げるとか逃げたとかネットで中傷したりするひとをここ数日たくさん見てきましたが、ぶっちゃけそんな事どうでもいいじゃん。


 落ち着かないときはとりあえず落ち着ける状況に身をおいてから行動するほうが全然いいんだろうなと思いました。


 ちなみにこのように完全アウェーの田舎で完全アウェーの儀式に参加したりするとひとつだけいいことがあります。


 女子中高生にモテモテなのです。


 やたらとチヤホヤされるのです。


 田舎に住む彼女たちはナマの日本人など見たことがないので、ドラえもんの世界から来た人としてわたくしに憧憬の感情を初手から抱いてたりするわけです。




 天国の藤子・F・不二雄先生、どうもありがとうございます。