バンコク→シュムリアップ間350バーツの旅。

 路上ライブ大学生とも別れひとりになったのでおそらくは午前四時頃ネット屋に入ります。


 そこで意識が途絶えます。


 ネット屋のおねえさんに揺り起こされます。


 携帯を見ると時間は午前六時すぎ。


 どうやらネットをやろうと椅子に座ったとたん爆睡したもよう。


 ネット屋のおねえさんは情け深くそんなわたくしから最低料金の20バーツを徴収。




 さてすっかり明るくなったカオサン通りに出て旅行代理店前で待ちます。


 そのうち外国人旅行者も集まってきて時間になり現れた旅行会社の担当の方に連れられ、ワゴン車を待ちます。


 みんなチケットを手におとなしく待ちます。


 ようやく出発したのは午前八時過ぎ。



 で、正午過ぎにようやく国境近くの代理店に到着。



 1200バーツでカンボディアビザ手続き代行するからという代理店の申し出を断り、ひとりで歩いて国境に向かいます。


 カンボディア側で担当者とバスが待ってるらしいのでそれでシュムリアップまで乗り継げばいいらしいです。



 つうか国境混みまくり。


 こんなに出入国に時間かかるのにちゃんと向こうで待っててくれるのでしょうか?


 というかあとから同じワゴン車に乗ってきた外国人観光客が歩いて列の後ろに並んでます。


 みなさまわたくしと同じように1200バーツの代行料を断って単独越境のようです。


 なんか並んでいるわたくしの顔を見るとにこやかに表情を変えましたのできっと彼らもカンボディア入国後ちゃんと乗り継げるのかどうか不安なのでしょう。



 で、午後三時過ぎに無事カンボディア入国。



 なんか久しぶりに来てビックリしたのはカンボディア、ビールの種類が増えてるぞ。


 二時間以上もかかったのにちゃんと担当の方が待っててバスターミナルまで連れてってくださいました。



 そして無事、シュムリアップ行きのバスに乗り継ぎ。


 お約束の映画がはじまります。


 本読もうかと思ったのですがその映画に俺様釘付けです。


 中華人民共和国製作の第二次世界大戦を舞台にしたアクション映画なのです。



 なんかもう画面で中国語を流暢に喋る日本兵が中国人ヒーローにどんどんやっつけられてゆきます。


 きっとシルベスタ・スタローン主演の『ランボー』を見てる時のベトナム人やアフガン人や緬国人は、こんな気持ちなのかもしれないなと複雑な気持ちのまま映画を楽しみ続けました。




 で、走ってるとすっかり暗くなり夜七時過ぎに休憩です。



 休憩場所ではクメール人少女たちがミサンガ持ってワラワラと押し寄せます。


「日本人ですか?」と聞かれたので頷くとすかさず両手人差し指を器用に振り回しながら、


「宮迫です」


 などと日本語の小ネタなどをかましてきやがります。


 さすが世界に名だたる観光地の物売り娘たちです。


 翻弄されるのも悔しいので羽が動く折り鶴で駆逐してやりました。


 娘ども鶴にメロメロです。



 というわけで午後八時過ぎにはシュムリアップ中心部に着き一泊7ドル扇風機部屋にチェックイン。



 ここはWifiも使えますし、無駄にベッドもふたつあります。


 プノンペンまでのバス料金は5ドルだそうなので速攻で明日朝一番の便を予約致しました。


 で、近所の屋台で黄色豚肉麺を食べて本日は終了。


 というわけで今日の結論。


 同じルートでも13年前とはえらい違いだ。

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