今日は小学校で仕事。
雨の中、自転車をこぐ。
早めに小学校の近くに着き、信号待ちをしていると近づいてくる人影。
警官。
すいませんちょっといいですか?
職務質問มา━━━━(゚∀゚)━━━━แล้ว !!!!!
いいですよ、と答えながら指示されるがままに自転車を路肩に寄せる。
まだ時間あるし。
この自転車防犯登録されてませんよね。
来たよ来た。
私はすかさず、友人からもらったものでこの件に関しては○○交番の大猿さん(仮名)に連絡して確認とってください。彼がちゃんと確認してくれてますから、と答える。
前回、交番に連行されたときに、今度つかまったときはこっちに連絡してもらえればちゃんと証明しますから、と大猿さん(仮名)が言ってくれたのだ。
自転車くれた人の名前と連絡先を言って下さい。
私の発言を無視する××署の健一くん(仮名)。
いやあなた前回同じように停められたときに○○交番の大猿さん(仮名)に全部言って確認してもらってるんですよ。なんで何度も友達の個人情報を警察に言わなきゃならないんですか? 一度で十分でしょう。
管轄が違いますから、と健一くん(仮名)。
ふざけんなボケ、と思いながら、同じ警視庁でしょ? と言い返す。
管轄が違いますから、と見下したように繰り返す健一くん(仮名)。
しかたがない。
あの、いいですけど国際電話かけるんですか? この自転車くれた人今海外に住んでますよ。引っ越すからもらったんですよ、と事実を述べる私。
ああいいですよ言って下さい。
なんか態度がむかつく。
言った健一くん(仮名)よりもその隣で私にガン飛ばしてる小ぶりの警官、満男くん(公務員だから名前出してもいいんだし、さらしてやりたいんだけどかわいそうだから仮名)の態度がむちゃくちゃむかつく。
しかたなく友人の電話番号(外国)を告げる私。
その瞬間、そうそう最初からおとなしく言えばいいんだよ、と吐き捨てる満男くん(仮名)。
その発言にキレそうになったが押しとどまり、なんで○○交番の大猿さん(仮名)に連絡とってくれないんですか、そっちに確認すればすむことでしょう。無線で済むことをわざわざ国際電話かけるわけですか××署は? と言ってやる。
管轄が違いますからできないんですよ、馬鹿の一つ覚えを繰り返す健一くん(仮名)。
そんなのありえねえよ、と思いながら私はもう行っていいでしょ、と言う。
身分証明書を見せてください、と言う健一くん(仮名)。
パスポートを渡す私。
外国たくさん行ってますね、と満男くん(仮名)。
だからどうした関係ねえだろ、と思いながら、ええ仕事ですから、と答える私。
パスポートを取り返し、行こうとすると満男くん(仮名)が私をさえぎる。
これ、ライトだって壊れてるじゃないですか、満男君はそう言う。
さすがにうんざりしてたので、なーに言ってるんですかちゃんと持ってますよほーら、とカバンの中からライトを出して満男くんの前に見せびらかす。
そんなのわかるわけないじゃないですか、満男くん(仮名)は反抗的に口答えする。
その満男くん(仮名)の言葉に軽くキレる私。
なんですかこっちは協力してやってんのにあなたその口の利き方は? だいたい無線で連絡取ればすむことをわざわざ国際電話かけるってあなたたち税金なんだと思ってるんですか? 防犯登録してないってそのたびに何度も友達の個人情報聞き出すつもりですか? 出来るもんなら警察で防犯登録やってくださいよ。自転車屋じゃそこで買った自転車しか防犯登録できないんだから。
一気にまくしたてたあとも私の言葉は止まらない。
それとも国際電話かけて確認取れたらあなたたちが自分の名前で証明書書いてくれますか? こっちは友達から譲渡された自転車を大事に乗ってるだけなんですよ何のやましいこともないんですよ。
歯を食いしばって好戦的な表情を見せる満男くん(仮名)。
これからどこに行くんですか? 私の言葉を無視してというより満男くん(仮名)を制するように健一くん(仮名)が口を開く。
そこの小学校に教えに行くんですよ!
とたんに動きを止める二人の警官。
二人の視線は私の髪に釘付け。
そりゃそうだろう。
よもやこのドレッドが小学校で教えているとは信じられまい。
無理もない。
いやさすがに私も小学校の近くに来たらポニーテールにしますけどね。
……何教えてるんですか? 健一くん(仮名)が口を開く。
外国から転校してきたばっかりの生徒に、日本語教えてるんですよ。
なんかめんどくさくなったので要約して答える。
そのあといくつかどうでもいいことを確認されたあと、もう行っていいですよと言われる。
でもふたりの名前はちゃんと聞いて、自分の名刺を渡しておいた。
あのふたりこのあと国際電話かけるんだろうなあバンコクまで。
バカじゃねえの?
つーかバカだな。
無線で数キロ離れた交番まで確認取ればすむだけの話なのに。
皆様の税金はこのように無駄に使われております。
まあでも、今日の給食はビビンバだったから許すことにしよう。
あのね今日ね給食費払ったよ。
ちゃんとぼくの給食費袋が用意してあったよ。
なんか何十年ぶりかの給食費袋に萌えだね。
ちなみに今日は理科と社会を教えました。
というか理科と社会を教えながらIMEでの漢字検索の仕方を教えました。
あいかわらず飲み込みが早くやりやすいです。
次回は漢和辞典の使い方を教える予定です。