あけましておめでとうございます。
タイ正月初日です。
ソンクラーンです。
ソンクランと表記する人もいるみたいです。
カナ表記はさておき、要するに全国で毎年三百人近くが命を落とすあの狂乱の新年行事が今日から開幕です。
わたくし、基本この時期は引きこもります。
濡れたくないですし、遊ぶにも水鉄砲などの武器調達資金がもったいないですから。
でも正月なのです。
一日くらい呑んだくれて水浴びてもいいかなと。
というわけで全国で五本の指に入るカオサン通りで水かけに参戦するおともだちに合流。
飯も食わずにギター持って合流。
つうか水かけするわけでもないのに、この時期のカオサンでギター弾いて遊んでたら話しかけられて、おまえ日本人か大変だな、とか、日本の状況に心痛めてる、とか、がんばれ、とか、言われたり、いきなり初対面の外国人にハグされて涙ぐまれたりするんだきっと。
それどころか昔からのともだちには、お前自分の国が大変なときに何やってんだとっとと帰国しろ、なんて言われるんだ。
実際に言われたりすることはなくてもきっとそんなオーラびしびしなんだきっと。
なんかそのたびに神妙な顔したり、礼を言ったりするのはすごくなんか後ろめたいのです。
理由はよくわからないけど後ろめたいのです。
自分でもそのもやもやした後ろめたさがよく説明できないのです。
と、いうわけで本日はここバンコクのカオサン通りで正月を祝いながら現在日本人に対して向けられているそれらのオーラを正面から受け止めることにいたしました。
上記映像を見ていただくとわかりますが、不安はそれほど的中しませんでした。
オーラは予想通りビジびしではありましたが、結論としてほとんどのみなさまが水かけに夢中で路上でギター弾いてるバカは視界にも入らない、ということみたいです。
ちなみに、この映像はタイ国民以外が路上で集金行為をしたという犯罪行為の証拠映像となりますが、日本に対する皆さんの気持ちを託される媒体となるだけ、という法解釈のもとで実行されてます。
不法就労に相当するとか言われたらまあグレーな行為だと思います。
だから文句あるひとはネットの匿名掲示板とかでぐちぐち言ってないでとっとと入国管理局にチクるといいと思うよ。